アメリカのアロマ資格の概要と難易度


アロマの本場といえばイギリスやフランスなどヨーロッパをイメージする人も少なくありません。しかし、アロマに注目しているのはアメリカでも同じです。
アメリカでは独自の資格を設定しており、日本よりも厳格な資格制度となっています。

アメリカのアロマ資格の概要と難易度について

アメリカのアロマなのですが、実は治療を目的として身体に触れる場合は、各州で認定しているマッサージセラピストの資格を取得しなくてはいけません。
アロママッサージを行う場合は、先にそちらを取得してから精油の取扱に関する資格を取るのが通常の流れです。ただ、先にアロマテラピーに関する資格を取得しておき、あとからマッサージセラピストの資格を取得するのでも問題はありません。
アメリカにおけるアロマの資格として代表的なのはNAHAが認定するアロマセラピストです。NAHAはアメリカ国内に26校も認定校を持ち、他にも世界各国に39校もの認定校を持つ民間団体になります。
アメリカでも最大規模のアロマセラピスト養成団体であり、日本でも認定を受けている学校があるので、日本語で受講可能です。

NAHAが行っている資格取得までのカリキュラムは2つのクラスがあります。
アロマレベル1から始めることになりますが、これは資格取得のための第一歩となるクラスです。
アロマに関する基礎的な知識をしっかりと学ぶことができますので、初級者の人でも安心して受講できます。カリキュラムは10のレッスンがあり、計18時間です。
精油に関する知識だけではなく、心身に及ぼす影響やアロマクラフトなど総合的に学習を進めていきます。
レベル1のコースを受講修了した後にサティフィケートを受理されると、レベル2のクラスに進むことが可能です。
レベル2では1で身につけた知識や技術をさらに深めていくカリキュラムとなっています。
レッスンそのものは計20時間となるのですが、別途72時間の解剖生理学のコースも受講する必要があるので覚えておいてください。この段階まですべてのカリキュラムを修了させると、資格を取得するための提出物を作成します。
ケーススタディが20件、最終テスト、解剖生理学のテスト、8頁になる論文が提出物です。
これらをクリアして始めて認定試験を受験できます。学習範囲が広いことから試験の難易度は高めだといえます。
ただし、レベル1と2についてしっかりと内容を把握していれば、チャレンジするだけの下地はできています。

アメリカのアロマ資格として代表的なのがNAHAによるアロマセラピストです。アメリカにも幾つか民間団体がありますが、最も知名度が高いのがNAHAになります。
資格取得までのハードルは高めですが、それに見合うだけの価値がありますし、日本語での受講が可能ですので、国際的に活躍したいとお考えの方はぜひ挑戦してみましょう。


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