アロマテラピーの本場といえばヨーロッパです。中でもイギリスは古くからアロマテラピーを利用している国の1つになります。
もともとは芳香浴や美容面で利用されることが多かったのですが、近年では代替医療の1つとしても注目を集めているほどです。
イギリス式アロマセラピーと資格
イギリス式のアロマセラピーが発祥したのは16世紀頃だとされています。ヨーロッパではハーブを利用した伝統的な医療があり、そうした背景からか薬草の研究がこの時期から盛んになってきたのです。
現代的なアロマテラピーが発展してきたのは1980年代に入ってからで、そこから協会などの民間団体が設立されるようになります。
近代の主流となる西洋医学ではなく、自然療法を求める人が増えていることからイギリスでも急速に法整備などが行われています。
そうした現状でイギリス式のアロマセラピーについても、各民間団体が教育プログラムを体系化しており、より身近なものとなっています。
イギリス式のアロマセラピーを学ぶ上で欠かせない団体としては、IFAとIFPAの2つがあります。2つの団体ともに国際的な活動をしているのが特徴で、認定する資格にしても世界各国で通用する価値を持っているのです。
IFPAの学習カリキュラムには定評があり、イギリスでは大学相当のレベルがあると認められています。
実際に学科のカリキュラムにIFPAのものを組み込んでいる大学もあるほどで、しっかりと基礎から応用までの知識を学べると評判です。
日本では認定校でその授業を受けることができるのですが、資格取得までは年単位での学習期間が必要だとされています。
難易度も高めの資格ではありますが、それだけ価値が高く日本国内でも通用するので、本格的にアロマを学びたい人にはお勧めです。
もう1つのIFAにしてもアロマセラピストを育成するためのカリキュラムがしっかりと組まれています。
イギリスで活躍するアロマセラピストは、このIFAか上述のIFPAかいずれかの資格を取得している人がほとんどです。それだけイギリスでは知名度が高く、社会的な信頼度もある資格だといえます。
ちなみに日本でアロマが普及するきっかけとなった本があるのですが、その著者はIFA創始者の1人です。
イギリス式のアロマセラピーは本来、芳香浴や美容面についてのものでしたが、近年になってメディカルアロマテラピーの分野も注目されています。
資格を取得するための民間団体もいくつかあるのですが、そのなかでも代表といえるのがIFPAとIFAの2つです。
日本国内でも取得可能な資格なので、プロフェッショナルとして活躍したいのならお勧めの資格だといえます。
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