香水に関する公的な資格というのは実はありません。香水については調香師という職業が有名ですが、日本の場合は理系大学を卒業した人を対象に募集しているのがほとんどになります。
ただ、アロマも香りとは深い資格だけに香水に関する資格を取得することは、知識を深めるうえでも重要でしょう。
香水に関するアロマ資格一覧
香りそのものに関する資格として知名度が高いのがアロマコーディネーターの資格になります。
JAAが認定する資格の中でも最も知名度が高いことから、香りに関する職業に就きたい人が取得することも珍しくありません。精油などアロマに関する基礎的な知識を学習するだけではなく、安全に取り扱いできることも覚える必要がある資格です。香水についても化学物質を利用することがほとんどですので、安全な取り扱いは必須だといえます。
このアロマコーディネーターの資格ですが、取得するには認定試験に合格しなければいけません。
学習そのものは同協会が認定している専門の学校がありますので、どちらかを選択すると良いでしょう。
アロマの歴史や人に与える心理的影響なども学習範囲に入りますので、香水の分野でもその知識を役立てることが可能です。
もう1つアロマと香水に関係する資格としては、プロフェッショナル・アドバイザー・オブ・ハーブがあります。日本ハーブ振興協会が主催する資格の1つで、ハーブの香りに関しての上級資格です。
香りについての資格の中でも難関な資格として知られており、ハーブを利用して作る香りの作用について専門的な知識の有無が問われます。
アロマにしても香水にしてもハーブを利用した香りは良く使われるものですので、この資格を取得しておいて損にはなりません。
特にヨーロッパではハーブは医療の代替行為として使われるほど知られており、日本で言えば伝統的な療法である漢方に値するものです。そのハーブの効能や香りについて深いレベルでの知識を身につけられるのが、プロフェッショナル・アドバイザー・オブ・ハーブになります。
知名度的には高い資格ではありませんが、難関資格だけに香水作りにも活用できるでしょう。
資格を取得するには認定協会が開催する試験に合格しなければいけません。試験が学科と実技・面接に別れており、より正確な知識が求められます。
香水とアロマは切っても切れない関係なだけに、どんなアロマの資格を取得しても香水関連にも役に立ちます。
しかし、先述した2つの資格は特に有用なものですので、お勧めしておきます。
特にJAAのアロマコーディネーターについては知名度も高い資格ですので、香水以外の分野でも効果的ですよ。
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