アロマの本場であるイギリスにおける最大の資格団体がIFPAです。日本語にするとイギリスアロマ協会となるのですが、設立は2002年で世界各国で活躍するアロマセラピストが登録している協会となっています。
IFPA認定アロマセラピストの概要と費用
IFPA認定アロマセラピストの資格を取得するには、まずは認定校にて講座を受けなくてはいけません。日本国内でも認定校に指定されている学校は多く、各地に点在しています。
講義のカリキュラムとしては主に4つの分野に別れており、各分野ともに専門的な知識を得られるのが特徴です。
講義時間は、解剖生理学と病理学の分野では65時間、アロマテラピー実技で80時間、アロマテラピー理論で70時間、その他の分野で35時間となります。ここで記載した時間は最小の講義時間となっていますので、各認定校によってはこれ以上の時間学ぶことも珍しくありません。さらに60ものケーススタディと試験が行われ、上記とは別に450時間はホームスタディをすることを推奨されています。
この講義をすべて修了することで、資格認定試験の受験資格が得られます。試験に合格し、イギリスにある本部もしくは日本支部で申請手続きを行い、同協会に登録されていると認定を受けられる流れです。
およその目安になりますがアロマテラピーを学んだことのない初心者の人ですと、資格試験に合格するまで2年弱ほどの学習期間がかかるとされます。
日本では原則として医師以外が医療行為を行うことはできませんが、イギリスでは医療の代替行為としてアロマは認められています。そのため妊婦や疾患を持つ人への施術を行うこともできるので、資格認定への基準がかなり高めになっていると考えてください。
イギリスではIFPAが行っている教育プログラムを大学1年もしくは2年レベルに相当すると判断しているほどです。
日本国内では医療行為もしくはその代替行為としてアロマテラピーを行うことはできませんが、本格的な知識を学べるのは悪いことではありません。
実際に日本国内でもIFPA認定アロマセラピストの資格を取得している人は多く、その評価は非常に高くなっています。特にプロとして活躍するのならIFPA認定アロマセラピストの資格は取得しておくことできっと役立つ場面があるでしょう。
費用については各認定校によって異なってきますが、概ねの目安としては100万円程度かかると考えてください。
1年もしくは以上は通学にて学ぶ形ですので、どうしても費用がかかってしまうのは仕方ありません。
IFPA認定アロマセラピストの資格はイギリス国内でも最大のアロマテラピー団体が認定する資格です。資格取得までのハードルは高いのですが、その分しっかりとした知識を身につけられると評判になっていますので、本格的にアロマを学びたい人はぜひ挑戦してみましょう。
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